外国語で詩を読んでみる。

外国語の魅力を詩を通して味わってゆきます。

映画『カラテキッズ』2010年版を見た。

この数日は気温が下がったようだ。今までは猛暑としか言えなかったが、今日の朝も窓を開けると風が爽やかで、ようやく秋が来たかとホッとした。

しかし、毎年、このような猛暑が続くのだろうと思うときが重い。ところで、私は今、カラテキッズを見ていた。ひかりテレビでは、いろいろな映画が見れるので面白い。

20010年の映画だ。北京の情景が移り出されている。30年ぐらい前と比べるとかなり経済発展を遂げたようだが、やはり、ここに住むのは遠慮したいという気がする。

街の中心は発展しているが、横丁に行ったりするとまだまだ後進国の風景という気がする。

さて、ストリーだが、アフリカ系の少年がカンフーを習って、いじめっ子たちを撃退するという話だ。それはそれでいいのだが、第一作から第四作まで、日本の空手が対象だったのに、この話からは中国のカンフーが中心だ。

アジアにおける中心が日本から中国に移動したことを示す象徴的なことだと思う。日本文化は、もう経済の発展からの応援は受けられない。日本文化は、それ自体の魅力で世界の映画界で頑張ってゆくしかないのだな、と感じた。